Matisse コレクション
19~20世紀に活躍したフランスの画家・彫刻家のアンリ・マティスからインスピレーションを得て、デザインに起こしたコレクション。アンリ・マティスは、フォーヴィスム(野獣派)と呼ばれる活動の代表的な存在であり、自身の感情を独自の色彩感覚で描いた作品を次々に生み出す。
作品に大胆な色彩を扱うことからマティスは「色彩の魔術師」とも呼ばれており、同じく20世紀初頭に活躍したパブロ・ピカソやマルセル・デュシャンと並ぶほどの世界を代表する芸術家の一人であるといわれている。後世の芸術家にも多大な影響を及ぼし、アンディ・ウォーホルなどの近代の芸術家たちもマティスから大きな影響を受けたことを公言。
マフラー1つに対して、9種類のカラーストリップで構成されているのが特徴。
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MANTAS EZCARAYとは
スペインのモヘヤストールブランド<MANTAS EZCARAY(マンタスエスカライ)>は、1930年に自然と豊かな水に囲まれたスペイン北部 EZCARAY LA RIOJA(エスカライ ラ・リオハ)地域にて、テキスタイルメーカーとしてスタート。
糸染め・織り・加工するという工程を熟練した職人が一貫して行うことでブランドの品質を維持することに専念し、モヘヤを作る為の紡績機は18世紀から100年以上経過した今でも入念に手入れをして、稼動。製品に使用される原糸は、繊維市場の中でも優れた品質を誇る素材でインターナショナルモヘヤ協会とインターナショナルウールセクレタリアからも長年にわたりバックアップを受ける。また、効率化のため針金による起毛工程が一般的になってしまった現在でも、古くからの伝統的な製法としてアザミの実による起毛を地元の農家と提携して守り続けている。
こうした全ての作業は自然や周辺環境への配慮を大切にしながら行われておりサステイナビリティーを古くから実践してきたことを語っている。また、創業以来、140年余りに渡り、自然由来の伝統的な製法を継承することに努め、このこだわりにより他に類をみない風合いと発色の良い製品を現代に至るまで生み出している。
この伝統を保護・継承する活動が認められ、2015年6月にスペイン国王フェリペ6世から民事勲章が授与された。また、2017年11月には世界最高水準の安全な繊維製品の指標となっているOEKO-TEX(エコテックス)の認定も受けている。
さらに、モヘヤ素材を使った製品を提供するファクトリーとしてラグジュアリーマーケットでのOEM対応も数多く手がけており、欧米の有名メゾンからも高い評価を得ている。
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