Boiler Roomとは?
『Boiler Room(ボイラールーム)』は、2010年にイギリスはロンドンで設立されたオンラインストリーミングプラットフォーム。創成期はロンドンのアンダーグランドシーンの活性化を目的としていたが、現在では150都市、4,000以上のアーティストをフィーチャーするまでに拡大している。当初はウェブカメラによるDJ配信、現在はYouTubeなどを通じた映像付きライブストリーミングを行なっている。DJを真正面に据え、観客が背後にいる“逆構図”のカメラアングルが特徴的。
また、単なる配信にとどまらず、ライブイベント、パーティー、ドキュメンタリー制作、コラボプロダクトにも展開。「世界の地下音楽シーンを可視化」し、地域のサブカルチャーや新鋭アーティストを発掘するプラットフォーマーとしての役割も担っている。
おすすめ回
Boiler RoomのYouTubeチャンネルはこちら。チャンネルを見てわかるように、多くのDJのライブのアーカイブが見れる状態となっていて、有名DJからトムヨークまで集っている。
世界中に広がるグローバルネットワーク
元々、会員制だったライブ音楽セッションは現在、ロンドンをはじめ、アムステルダム、ニューヨーク市、ベルリン、リスボン、サンパウロ、メキシコシティ、クラクフ、東京、シドニー、リマ、ロサンゼルスで定期的に開催されており、毎月約35の新しいライブを開催し、アーカイブ配信している。音楽ジャンルは、ガレージ、ハウス、テクノ、ダブなどの当時イギリスで流行っていたエレクトリックミュージックが中心だったが、グライムやヒップホップ、クラシック、ジャズなど、あらゆるジャンルをカバーするようになった。
ファッションとの関わり
Boiler Roomはストリートウェア、レコードレーベル、ハイファッションブランドともコラボし、
Supreme、Carhartt WIP、Burberryなどとも連携してきた。


最後に
イギリスの大手新聞 The Guardian(ガーディアン)によると、Boiler Room(ボイラールーム)は、これまでに35億分以上の音楽をストリーミングし、最大40万人のユーザーが視聴している。ロンドンを中心にアンダーグラウンドシーンが垣間見れる音楽プラットフォームを是非チェックしてほしい。
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