南米最大級の美術館「MASP(サンパウロ美術館)」の概要とおすすめアートを徹底紹介

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サンパウロ美術館について

ニューヨーク近代美術館がMOMA(Museum of Modern Art)で親しまれるように、南半球最大規模の美術館であるサンパウロ美術館も「MASP(Museu de Arte de São Paulo)」の愛称で知られている。

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中世から現代までの美術品を幅広く展示しているが、アメリカやヨーロッパ以外の地域で量と質の双方で高いレベルでコレクションしている美術館は珍しい。そのため、「奇跡の美術館」と称されている。

美術館の建物自体は、イタリア人建築家の リナ・ボ・バルディによって建てられた。4本の赤い柱に支えられ、宙に浮いたような設計になっていることが非常に特徴的で、その下のスペースに入場口が設けられていたり、イベントが開催されることがある。

また、1947年に創立された際、元ブラジル上院議員で実業家のアシス・シャット―ブリアン(Assis Chateaubriand)が自身の資金とコレクションを寄付した。そのため、美術館の正式名称は彼の名前をとって、サンパウロ・アシス・シャトーブリアン美術館(Museu de Arte de São Paulo Assis Chateaubriand)という。

入館料は、日本円で¥500~¥1,000で火・水曜日は無料で開放されている。

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ギャラリー

様々なジャンルのアートが透明なガラスで保管されている。作品ごとの仕切りや壁はなく、開放感溢れる会場で見ることができるのが特徴的だ。

ブラジル発の南米最大級のギャラリーのため、ブラジル人アーティストの作品を多く見ることができるが、1985年にニューヨークで誕生したゴリラのマスクをかぶる匿名のアクティビスト集団Guerrilla Girls(ゲリラ・ガールズ)や、元ブラジル連邦議会下院議員のAbdias do Nascimento(アブディアス・ドゥ・ナシメント)、ブラジルのアーティストBeatriz Milhazes(ベアトリス・ミルハーゼス)など掲載されている作品のジャンルは多岐に渡る。

MASPのグッズを少量入荷

NEWTCITYでは、10月よりMASPのオリジナルグッズの販売を開始。

ロゴが入ったキャップとトートバッグをそれぞれ少量入荷している。

NEWTCITYオンラインストアはこちら。

アクセス

住所:Avenida Paulista 1578, São Paulo-SP, Brasil
最寄駅:Linha Verde, estação Trianon-MASP

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