【The Shoe Surgeon】海外セレブやスポーツ選手御用達!スニーカーの外科医「ドミニク・シャンブロン」とは?

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The Shoe Surgeonとは

Dominic Ciambrone(ドミニク・シャブロン)は、ロサンゼルスのダウンタウンを拠点とした、スニーカーを中心にカスタムを行うクリエイター集団「SRGN Studio」の創設者である。また、業界では「The Shoe Surgeon(スニーカーの外科医)」と呼ばれている。

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NIKE(ナイキ)やAdidas(アディダス)、New Balance(ニューバランス)など人気ブランドを中心にカスタムやデザインを行っている。スニーカー本来のデザインや形を活かしながら、ロゴ部分にダイアモンドを散りばめたり、暗闇で光るソールの装着、素材をピラルク革やクロコダイルレザーへと変更するなど、自由な発想でカスタムを提供している。

また、ドミニクが主催するSRGN Studioでは、定期的にワークショップを開催。30日間でゼロからカスタマイズをマスターするための授業、ツール、コンテンツを提供し、カスタム文化の醸成も主体となって実施。

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3,000万円分のカスタムが施されたスパイクを制作

Los Angeles Rams(ロサンゼルス・ラムズ)のワイドレシーバーであるOdell Beckham Jr(オデル・ベッカム ジュニア)が、Super Bowl(スーパーボウル)で履いたナイキのスパイクシューズは、ダイヤモンドを1,494個分使用し、総カラット数25カラットを使用。この作品についてドミニクは、「制作に100時間を費やし、その価値は合計20万ドル(約3,000万円)にもなった」とコメントした。

スポーツにおける試合用のスパイクをカスタム

多くのMLBプレイヤーが、試合で使用するスパイクをカスタムしている。

Justin Verlander(ジャスティン・バーランダー)

2022年、Houston Astros(ヒューストン・アストロズ)のワールドシリーズ制覇に貢献し、2023年から日本の千賀投手と一緒にNew York Mets(ニューヨーク・メッツ)への移籍が決定しているジャスティン・バーランダー選手は、自信が契約しているアンダーアーマーにカスタムを施した。「Go crazy」とのみ、オーダーを受け取ったドミニクは、ヴィンテージのミリタリー生地をベースとして、ヘビの皮を使用。また、ジャスティン・バーランダーが創設した退役軍人を支援する「Wins For Warriors Foundation」のロゴを掲載した。

Walker Buhler(ウォーカー・ビューラー)

Los Angeles Dodgers(ロサンゼルス・ドジャース)に所属するウォーカー・ビューラー選手は、自身が契約するナイキにカスタムを施した。ウォーカーが所属していた高校時代のチームカラーである黄色と青色をベースとし、素材にヘビ皮を採用。また、ニックネームである「BUETANE」と背番号2をスパイクに記している。※「BUETANE」は、彼のグローブにも記されている。YouTubeでは、ドミニクがドジャースタジアムまで出向き、カスタムスパイクを手渡しているシーンを見ることができる。

Manny Machado(マニー・マチャド)

ダルビッシュ投手と同じSan Diego Padres(サンディエゴ・パドレス)に所属し、オールスターにも選出されたマニー・マチャド選手もドミニクにカスタムを依頼。タイダイカラーのヘビ革とピンクをベースとしたイタリアンレザーを採用し、マイアミをルーツとしたカラー「Miami Vice Color」をグラデーションで表現。また、マイアミのエリアコードである305と彼の背番号である13をスパイクの後ろに記した。YouTubeでは、ペトコパークにて、スパイクを手渡しているシーンを見ることができる。

#my cause my cleats にてカスタムスパイクをデザイン

ドミニクは、NFLのMy Cause My Cleatsのキャンペーンのため、ラムズのコーナーバックであるJalen Ramsey(ジャレン・ラムジー)へカスタムスニーカーを制作。ラムジーは基金である「The Safety Corner」の活動のためにスパイクを着用。ゲーム中に、インターセプトを1回記録するごとにロサンゼルスのフードバンクに5,000食が寄付されることとなり、貧困層の若者を中心に食料が配布された。

※MY Cause My Cleatsとは:オリジナルのカスタムスパイク、オリジナルのデザインを施したスパイクの着用が禁じられているNFLにおいて、選手たちはキャンペーン期間中のみ、自由なデザインのスパイクの装着が許可される。「#mycausemycleats」と共に、スパイクの写真やその背景にある物語をソーシャルメディアでシェアすることができるキャンペーン。また、スパイクをオークションにかけることで、寄付金を募ることもできて、慈善団体に寄付される。中には、選手たちが代表する慈善団体もあり、いじめ防止や銃撃事件の犠牲者の家族に対するサポートなどが存在する。

今回、SRGN Studioの卒業生であるJake Marquartが制作を担当。ジョーダンのスパイクをカスタム。ラムズカラーである黄色と青色をベースとし、同色のThe Safety Foundationのロゴを全面に散りばめている。また、かかと部分には、The Safety Foundationの文字とロゴを配置。

以下のフォームからオーダーすることで、オリジナルのカスタムスニーカーを制作することができる。https://www.thesurgeon.com/pages/request-a-project

残念ながら、現在は日本からカスタムシューズの発注は不可であり、オリジナル商品の購入のみ可能。彼らのコレクションは、Instagramでチェックしておこう。

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