西ロンドンのパンクロックなカルチャーを全面に記したチェルシーFCのサードユニフォームが登場

Chelsea Football Club(チェルシー・FC)は、2024年10月24日に24/25シーズンのサードキットを発表した。

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黒のシャツをベースにVネックラインと半袖の袖口、スウォッシュロゴにピンクとイエローのアクセントが特徴的なシャツは、西ロンドンのチェルシーを中心に発展していった1970年代のパンクロックカルチャーに着想を得た1枚となっている。

1905年以降にチェルシーFCは、スタンフォード・ブリッジ(スタジアム)をホームとしてきた。1970年以降、土曜日になると、西ロンドンのスタンフォードブリッジ近辺にあるキングス・ロードとシェッド・エンドには、パンクスと呼ばれる若者とチェルシー・ファンの溜まり場となっていた。歴史を覗いてみると、パンクカルチャーとチェルシーには密接な繋がりがあるという背景から、今回のサードキットがパンク仕様となっている。

パンクスとは

パンクというサブカルチャーを体現する人々をパンクス (punks) と呼ぶ。1970年代に生まれたロックのジャンルのひとつであるパンク・ロックのことを指し、ニューヨーク・パンクに影響を受けた人々がロンドンでバンドを結成、ロンドン・パンクというムーブメントが生まれた。

@chelseafc Chelsea’s 24/25 Nike Football third kit has arrived. 🔥🥶 #CFC #ChelseaFC #PremierLeague ♬ original sound – Chelsea FC

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また、1977年に発売されたSex Pistols(セックスピストルズ)のアルバム「Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols」のジャケットからカラーインスピレーションを受け、内側の「Blues(チェルシーの愛称)」のパッチは、そのままのタイポグラフィが刻まれているというギミックも仕込まれている。

パンクロックに潜む「若さやエネルギー、反骨心」が本ユニフォームに踏襲されているが、日本からはチェルシーの公式オンラインサイトで購入が可能だ。

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