ハリウッドを代表する俳優であり監督でもあるベン・アフレック(Ben Affleck)。実は、筋金入りのスニーカーフリークとして知られている。単なる好きのレベルではなく、ジョーダン1への愛、私服での着こなし、そしてナイキとの深い関わりまで、その熱量は本物。本記事では、ベン・アフレックのスニーカー愛を掘り下げていく。
私服へのこだわりとジョーダン1への愛
ベン・アフレックのスニーカー愛の中心にあるのが、エア ジョーダン1(AJ1)だ。彼は過去に弟のケイシー・アフレックと一緒に、1985年のAIR JORDAN 1 MID BRED(ジョーダン1 ブレッド)を所有していたことがあるという。オリジナルが発売された当時からリアルタイムでシーンを追ってきた世代というわけだ。近年の番組や私服でも、Travis Scott Air Jordan 1 High ‘Chicago’や、Size? x DUNK LOW“Dark Driftwood”、Air Jordan 3 Winterized “Archaeo Brown”など、幅広いカラーとモデルを履きこなしている。単に人気モデルを追いかけるだけでなく、コラボものやレアなカラーにもしっかり手を伸ばしているあたりが、本物のコレクター気質といえる。




彼の私服スナップを追っていくと、とにかくスニーカー選びのセンスが光る。コーヒー片手にダウンジャケット、デニムというシンプルな私服に、Nike SB Dunk Low “Obsidian Crystal Mint”や、ハロウィン仕様のNike Dunk Low “Halloween”を合わせるなど、シーズンやシチュエーションに合わせた遊び心のある選び方をしている。特に話題になったのが、Fragment Design x Travis Scott x Air Jordan 1 Lowの着用。リセール市場では日本円で数十万円クラスの値がつく超レアモデルだが、それを子供とのアイスクリーム帰りというなんでもない日常シーンでサラッと履きこなすあたりが、いかにも本物のスニーカーフリークらしい。ほかにも未発売だったTravis Scott x Air Jordan 1 High “Chicago”を履いて登場し、スニーカー好きの間で大きな反響を呼んだこともある。



映画 AIR/エア でレアスニーカーを着用
2023年公開の映画『AIR/エア』は、ナイキがマイケル・ジョーダンと契約を結ぶまでの実話を描いた作品。ベン自身が監督を務め、ナイキの創業者フィル・ナイトを演じている。マット・デイモン演じるソニー・ヴァッカーロが、無名だった大学生ジョーダンに賭けるまでの舞台裏を描いたこの作品は、スニーカー史における最重要契約のひとつを扱っており、ベンのスニーカーへの理解の深さがそのまま作品に反映されている。公開に合わせたプロモーションの場でも、度々レアなジョーダンやダンクを履いて登場。作品のテーマとリンクさせるように、自身のスニーカーコレクションを見せる機会にもなっていた。
そんな彼にとってのナイキは、単なる1ブランドではない。『AIR/エア』を監督・出演したことからもわかる通り、彼はナイキというブランドが持つストーリーそのものに強い思い入れを抱いている。フィル・ナイトを演じるにあたって、ナイキがまだアディダスやコンバースの後塵を拝していた時代から、ジョーダンとの契約によって世界的企業へと駆け上がっていく過程を丁寧に描いており、単なる仕事としてではなく、スニーカーカルチャーへのリスペクトを込めて作品づくりに取り組んだことがうかがえる。そんな背景があるからこそ、私生活でもナイキのスニーカーを愛用し続ける姿には説得力がある。
スニーカーコンへの参加、息子との“親子スニーカー愛”
2025年3月、アフレックはロサンゼルスで開催されたスニーカーコンベンション「Got Sole」に、息子のサミュエル君と一緒に参加した。会場では1985年のオリジナル エア ジョーダンを前に「アメイジングな一足だ」「まさに歴史そのものだね」としみじみコメントする場面も。さらに息子が約6,000ドルのディオール × エア ジョーダン1に目を輝かせる場面では、「芝刈りバイトどれだけやる気だよ」と茶化しつつも、まんざらでもない様子。息子いわく、会場で見たNike Air Yeezy “Red October”に一番衝撃を受けたそうで、親子そろってスニーカー愛全開のイベントとなった。アフレックはNike SB Dunk Low “What The Dunk”という、推定28万ドル相当のウルトラレアな一足を所有していることでも知られており、コレクターとしての本気度は折り紙付きだ。
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まとめ
AJ1への深い愛着、映画『AIR/エア』を通じたナイキへのリスペクト、日常での自然な着こなし、そしてスニーカーコンへの参加まで、ベン・アフレックのスニーカー愛は一過性のブームではなく、長年培われてきた本物のカルチャーへの愛だとわかる。ハリウッドスターという肩書きを抜きにしても、一人のスニーカーフリークとして純粋に楽しんでいる姿勢が、多くのスニーカーファンから支持される理由なのだろう。

